まず始めに、銀行口座、クレジットカード、費目等の設定を行います。Kakeiboでは、各自の生活に沿った費目や分類を自由に設定することが出来、追加および削除も簡単に行えます。ここでは、ファイルの起動と設定について解説していきます。
始めましょう
Kakeiboをダウンロードした後、ファイルを所定の場所に保存してください。ファイルの名前を変更しても、特に問題ありません。
ファイルを開く
当ツールは、VBAによりプログラミングを行い作成されています。その為、はじめてファイルを開くと、次のようなセキュリティ警告メッセージが表示されます。以下の手順に従い、マクロの有効化を行ってください。
Windows
Windows版のエクセルの場合、以下のようなメッセージが表示されます。[コンテンツの有効化]をクリックしてください。次回以降、セキュリティ警告メッセージは表示されません。
Mac
Mac版のエクセルの場合、以下のようなメッセージが表示されます。[マクロを有効にする]をクリックしてください。
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メニュー画面
ファイルを開くと、メニュー画面が表示されます。右側の空白の部分にメッセージやメモを入力、画像を挿入する等、自由にアレンジすることが出来ます。
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初期設定
まず始めに、銀行口座、クレジットカード、費目等の設定を行います。設定が完了した後、収入や支出の入力が出来るようになります。以下の手順に従い、設定を行って下さい。
データの追加と削除
各設定画面に、追加ボタンと削除ボタンがあります。それらのボタンをクリックすることにより、データを追加および削除することができます。データを削除する際、データが3件以下となると、削除不可のメッセージが表示されます。
銀行口座の設定
メニューまたはタブより[銀行口座]をクリックし、以下のシートにデータを入力します。
No | エントリーNoは、固有の識別番号でシステムにより自動で付けられます。ユーザーにより変更することは出来ません。 | |
* | 銀行口座 | 銀行口座名を入力します。 |
備考 | 備考を入力します。 |
*:必須入力
クレジットカードの設定
メニューまたはタブより[クレジットカード]をクリックし、以下のシートにクレジットカード情報を入力します。
No | エントリーNoは、固有の識別番号でシステムにより自動で付けられます。ユーザーにより変更することは出来ません。 | ||
* | クレジットカード | クレジットカードの名称を入力します。 | |
支払日 | 銀行口座より支払いされる日を入力します。 | ||
締日 | クレジットカードの締め日を入力します。 | ||
* | 銀行口座 | 支払いされる銀行口座をドロップダウンリストより選択します。 | L |
備考 | 備考を入力します。 |
*:必須入力、L:ドロップダウンリストより選択
給与と賞与の設定
メニューまたはタブより[給与と賞与]をクリックし、以下のシートに支給、控除、その他ごとにデータを入力します。
No | エントリーNoは、固有の識別番号でシステムにより自動で付けられます。ユーザーにより変更することは出来ません。 | |
* | 収入項目 | 収入項目を入力します。 |
備考 | 備考を入力します。 |
*:必須入力
収入の設定
メニューまたはタブより[収入]をクリックし、以下のシートにデータを入力します。
No | エントリーNoは、固有の識別番号でシステムにより自動で付けられます。ユーザーにより変更することは出来ません。 | |
* | 収入項目 | 収入項目を入力します。 |
備考 | 備考を入力します。 |
*:必須入力
分類と費目の設定
メニューまたはタブより[分類と費目]をクリックし、以下のシートにデータを入力します。分類と費目には予め標準的な項目が入力されていますが、各自の生活に沿った項目に変更することも可能です。
分類
分類は、支出を大きくカテゴリ分けして管理します。また、予算の管理も分類毎に行なっていきます。
No | エントリーNoは、固有の識別番号でシステムにより自動で付けられます。ユーザーにより変更することは出来ません。 | |
* | 分類名 | 支出を大きくカテゴリ分けして管理する分類名を入力します。 |
適用 | 分類の詳細内容を入力します。 |
*:必須入力
費目
毎月決まった支出、食費、費目のグループ毎にデータを入力していきます。予め標準的な項目が入力されていますが、各自の生活に沿った項目に変更することができます。
毎月決まった支出
No | エントリーNoは、固有の識別番号でシステムにより自動で付けられます。ユーザーにより変更することは出来ません。 | |
費目名 | 住居費、水道光熱費、通信費、保険・貯金は固定で、編集することができません。No.500はオプションで、任意に指定するこができます。 | |
適用 | 費目の詳細内容を入力します。 |
食費、費目
No | エントリーNoは、固有の識別番号でシステムにより自動で付けられます。ユーザーにより変更することは出来ません。 | |
* | 費目名 | 費目名を入力します。 |
適用 | 費目の詳細内容を入力します。 |
*:必須入力
費目の設定で留意すること
支出のデータ入力を行った後、費目の名称を変更することは可能です(例:日用品→雑貨・日用品)。ただし、支出のデータ入力を行った後、最初に設定した内容とは異なる費目に変更すると集計が正しく行われません(例:0300 雑貨・日用品→交通費)。月間および年間サマリーでは、コードをもとに集計されている為、ある時点で0300を交通費と変更してしまうと、過去に雑貨・日用品で入力していたものが交通費として集計されてしまいます。
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毎月決まった支出の設定
メニューまたはタブより[毎月決まった支出]をクリックし、以下のシートに定期的に支払う項目を入力します。
(1) 住居費, 水道光熱費, 通信費, 保険・貯蓄, オプション
住居費、水道光熱費、通信費、保険・貯蓄、オプションのグループ毎に支払項目を入力します。
(2) 定期支払
上記のグループに属さない、定期的に支払が行われる項目を入力します。
No | エントリーNoは、固有の識別番号でシステムにより自動で付けられます。ユーザーにより変更することは出来ません。 | ||
* | 支払項目 | 支払項目を入力します。 | |
* | 区分 | 毎月の支払金額が定額である場合は固定、そうでない場合は変動をドロップダウンリストより選択します。 | L |
* | 支払方法 | ドロップダウンリストより支払方法(口座引落/クレジット/現金/その他)を選択します。 | L |
* | 支払い | 支払方法で口座引落またはクレジットを選択した場合、ドロップダウンリストより該当するものを選択します。支払方法でその他を選択した場合は、支払い媒体(Suica、電子マネー等)を入力します。 | L1 |
頻度 | 支払頻度を入力します。 | ||
引落日 | 支払日、銀行口座からの引落日を入力します。 | ||
金額 | 支払金額を入力します。 | ||
* | 分類 | ドロップダウンリストより該当の分類を選択します。 | L |
費目(1) | (1)の場合は、費目が自動入力されます。ユーザーにより変更することは出来ません。 | ||
* | 費目(2) | (2)定期支払の場合、ドロップダウンリストより該当の費目を選択します。 | L |
備考 | 備考を入力します。 |
*:必須入力
L: ドロップダウンリストより選択
L1:支払方法で口座引落またはクレジットを選択した場合、ドロップダウンリストより選択
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入力必須項目
区分、支払方法、支払い、分類、費目(2)において、未入力のものがあると、サマリーのデータ集計に反映されません。